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よくあるご質問
スイマグ・エース(液剤)に関する、お客様からよくあるご質問とお答え
Q. スイマグ・エースはどのような作用がある薬ですか?
A.
・穏やかな下剤作用ならびに制酸作用があります。
・【下剤作用】腸に入ると、一緒に飲んだ水に加え、周辺の組織から水を引き寄せて便に含ませ、柔らかくかさを増した状態で排泄させます。
・【制酸作用】弱アルカリ性のため胃の中で胃酸を中和し、胃酸過多の症状を改善します。
Q. スイマグ・エースはどのように飲んだらよいですか?また、どのくらいで効きますか?
A.
・放置しておきますと水と分離しますので、よく振り混ぜてご使用ください。
・【下剤としての服用方法】1日1回、就寝前か空腹時にお飲み下さい。効果は個人差がありますが、4〜8時間程度で現れます。服用量については、最初は少量から飲み始め、徐々に量を増やして効果の出る量でお飲みください。
・【制酸薬としての服用方法】1日3回、食前又は食間(食後2〜3時間)にお飲みください。
・使用後のキャップは水でよく洗いしっかりと栓をしてください。
Q. スイマグ・エースを飲み始めて間もないのですが、排便がありません。
A.
・スイマグ・エースは急激な作用をもたらす下剤とは異なり、便が水分を含んで柔らかくなるまでに一定の時間を必要とします。この時間は、長期に渡って便秘の症状をお抱えであった場合には長くなる傾向があります。
・一度目の服用で排便がなかった場合には、水分補給を充分に行いつつ一週間程度を目安に継続し服用してください。一週間経過後も効果が現れなかった場合には、服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
Q. スイマグ・エースを飲むと便が下痢状になりますが、もとに戻りますか?
A.
・スイマグ・エースを服用した後の便は、有効成分マグネシウムのはたらきによって水分が多く含まれた水様便になります。食中毒の際に見られるような細菌性、ウイルス性の下痢とは質が異なりますのでご安心ください。
・スイマグ・エースによってもたらされる水様便は、成分が体外に排泄された後は元の固形便に戻ります。ただし便秘とは、この固形便の状態が悪化して排便をしづらくなる状態を指しますので、その状態に戻ってしまわないよう日頃から柔らかい便で排泄する習慣をつけていくことが大切です。
Q. スイマグ・エースの使用期限はどのくらいですか?
A.
・製造から3年間です(容器の底面に使用期限を表示してあります)。
Q. スイマグ・エースの保管はどうしたらよいですか?
A.
・日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
・冬季の低温や冷蔵庫内などで凍らせないようにご注意願います。(凍った場合は元の微細粒子が凝集して、解凍後も均一な液に戻りにくくなります)。
Q. スイマグ・エースの原料は何ですか?
A.
・有効成分であるマグネシウムは、海水から製塩する際に抽出された国産品のマグネシウムを使用しております。
Q. スイマグ・エースは習慣性がありますか?徐々に効かなくなりませんか?
A.
・習慣になりにくく、長期使用も可能です。
・しかし同じ量を飲んでいても、食事や水分の摂り方、運動習慣や睡眠時間、ストレス、加齢等の影響で効果の現れ方が異なります。スイマグ・エースの効き目に変化を感じた際には、排泄の量や頻度をよく観察した上で、都度服用量を調節してください。
Q. スイマグ・エースの副作用が心配です。
A.
・スイマグ・エースは人体に吸収されにくく、大部分が便とともに排泄されますので、通常、副作用は起こりません。これまでも弊社の製品による副作用は起きておりません。
・しかし、腎不全等で腎臓機能が低下している場合、多量のスイマグ・エースを長期間服用しますと、排泄が追いつかず、血液中のマグネシウム量が多くなり、高マグネシウム血症(初期症状として口の渇き、低血圧、吐き気、徐脈、脈拍低下、筋力低下、傾眠、手足顔のほてり等を起こすことがあります。
・血液検査の際に、血中のマグネシウム濃度を測定してもらうことをお勧め致します。
Q. スイマグ・エースは水以外の飲み物で飲んでもよいのですか?
A.
・スイマグ・エースを水又は白湯で薄めても飲みづらい場合は、乳酸菌飲料、ウーロン茶、紅茶等と一緒にお飲みいただいても構いません。ぶどうジュース等、変色する場合がありますが問題はありません。
・大量の牛乳(「ミルク・アルカリ症候群」を起こす)は避けてください。
Q. 他の薬との相互作用はありますか?
A.
・他の下剤との併用は避けてください。(効き目が強く現れ過ぎたり、副作用が起こりやすくなることがあります。)
・【抗菌剤】、【骨粗しょう症や心臓、血管系の薬の一部】、【鉄剤】、【カルシウム】等で相互作用が起こることがあります。
・多くの薬は2時間以上ずらして飲めば問題ありませんが、念のため、医師や薬剤師にスイマグ・エース服用中とお伝えください。
Q. 妊娠、授乳中の場合でも飲めますか?
A.
・妊娠、授乳中の方に安全な薬としてよく処方される薬ですが、念のため担当医にご相談願います。
Q. 子どもの服用について注意すべき点はありますか?
A.
・スイマグ・エースは、下剤としては3歳以上、制酸薬としては1歳以上のお子様にご利用いただけます。効き目が穏やかなため低年齢のお子様にもお使いいただけますが、内臓機能が大人と比べ未発達な小児の服用には、保護者の監督が必要です。
・服用時は、便の柔らかさに気を配りながら用量の調節を行ってください。また、お子様が飲みづらさを感じる場合には、適量のヨーグルトや乳酸菌飲料と混ぜていただいても構いません。
Q. 使用後の容器の処理方法は?
A.
・容器本体はポリエチレン製、キャップはポリプロピレン製ですが、医薬品の容器は再利用できません。
・各地域の分別処理にしたがって、プラスチックごみとして処理願います。
Q. スイマグ・エースで、まれに口当たり(粘度)が違うように感じることがありますが、
医薬品としての効果に違いがあるのですか?
A.
・スイマグ・エースの原料は天然のもので、かつ、添加剤を一切加えていないため、製品によって口当たりに差が生じます。
・いずれの製品も製造方法は同じで、有効成分の濃度も製品規格試験により保証されておりますので、効果については影響ありません。
マリンマグ・エース(細粒剤)に関する、お客様からよくあるご質問とお答え
Q. マリンマグ・エースは、どのような作用がある薬ですか?
A.
・穏やかな下剤作用があります。
・ 塩類下剤としての効果により、腸管内に水分を保持し、さらに組織から水を引き寄せます。このことが腸の蠕動運動を促し、排便をもたらします。
Q. スイマグ・エースとマリンマグ・エースの違いは何ですか?
A.
・液剤(スイマグ・エース)と細粒剤(マリンマグ・エース)の違いです。瀉下薬としての効能・効果は同じですが、水気を含まないマリンマグ・エースを服用する際には、意識的に多くの水分をお摂りください。
Q. マリンマグ・エースはどのように飲んだらよいですか?
A.
・1日1回、就寝前か空腹時にお飲みください。
・マリンマグ・エースは水に溶けません。スティックの中身を直接口に入れ、水で飲み下してください。
Q. マリンマグ・エースの使用期限はどのくらいですか?
A.
・製造から3年間です(20包入小箱の裏面下部に使用期限を表示してあります)。
Q. スイマグ・エースとマリンマグ・エースの併用はできますか?
A.
・ご自宅にいる時にはスイマグ・エース、ご旅行や外出時にはマリンマグ・エース、と使い分けて頂けます。
・一日の内にスイマグ・エースとマリンマグ・エース両方をお飲みになる場合は、二種類を合わせた服用量が一日の規定量を超えないようご注意ください。
Q. スイマグ・エースに対するマリンマグ・エースの対応用量はどのくらいですか?
A.
・スイマグ・エース12〜21ml(キャップ1〜2杯)に対し、マリンマグ・エース2/3包〜1包が対応用量です。
Q. マリンマグ・エースの保管はどうしたらよいですか?
A.
・直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
・一度湿気を吸うと、粒同士が互いに凝集してしまいます。一回の服用で全て使い切らない場合は、密封保管をした上で、なるべく早く使い切るよう心がけてください。